誰かの役に立ちたいという気持ち
「何か仕事がない?」
「私も手伝うよ。」
「もっとやることを用意して!」
利用者さんから声が上がる。
今までのようにきちんとうまく順序通りにはできないかもしれないし、出来る仕事はそれぞれ違いますが、お一人お一人の出来ることを、できるように準備することで出来ることがたくさんあります。
認知症だからといって、何もできないわけではありません。
なのに
「危ないから」「うまくできないから」「時間がかかるから」と
できる可能性のあることも奪われがちです。
上手くできないことを責められることで、どんどん自信を無くしてしまいます。
何もすることがないと、気持ちもどんどんふさぎ込み、認知症の症状が悪化する恐れもあります。
認知症があるけれど、やれることはやりたい、誰かの役に立ちたい、人から感謝されたいと思う気持ちを持っている方はたくさんいらっしゃいます。
その気持ちを大切にするためにも、できる事をきちんと把握して、できる事まで奪わないことを大事に、できないことはできるようにそっとサポートを大切にしていきたいです。
写真1:トイレで使うペーパーをとにかくたくさんたたんでくださいます。すぐになくなってしまうので本当に助かります。
写真2:ごみをまとめる新聞紙をたたんでくださっています。
利用者の皆さん、職員の手が回らない部分のお手伝いをたくさんしてくださっています。
いつもありがとうございます。感謝。
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