2022年1月27日 (木)

誰かの役に立ちたいという気持ち

「何か仕事がない?」

「私も手伝うよ。」

「もっとやることを用意して!」

利用者さんから声が上がる。

 

今までのようにきちんとうまく順序通りにはできないかもしれないし、出来る仕事はそれぞれ違いますが、お一人お一人の出来ることを、できるように準備することで出来ることがたくさんあります。

 

認知症だからといって、何もできないわけではありません。

 

なのに

「危ないから」「うまくできないから」「時間がかかるから」と

できる可能性のあることも奪われがちです。

上手くできないことを責められることで、どんどん自信を無くしてしまいます。

何もすることがないと、気持ちもどんどんふさぎ込み、認知症の症状が悪化する恐れもあります。

 

 

認知症があるけれど、やれることはやりたい、誰かの役に立ちたい、人から感謝されたいと思う気持ちを持っている方はたくさんいらっしゃいます。

その気持ちを大切にするためにも、できる事をきちんと把握して、できる事まで奪わないことを大事に、できないことはできるようにそっとサポートを大切にしていきたいです。

 

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写真1:トイレで使うペーパーをとにかくたくさんたたんでくださいます。すぐになくなってしまうので本当に助かります。

 

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写真2:ごみをまとめる新聞紙をたたんでくださっています。

 

利用者の皆さん、職員の手が回らない部分のお手伝いをたくさんしてくださっています。

いつもありがとうございます。感謝。

2022年1月21日 (金)

お役立ちサイト情報 ①

今回は、認知症の介護の体験談をみたり、投稿したりできるサイトをご紹介します。

 

その名も、「認知症ちえのわnet」です。

 

認知症ちえのわnetとは、認知症の人におこる様々な症状に対する対応法の「うまくいく」確率を公開するサイトです。

 

例えば、「施設から外へ出ていこうとする、家に帰ると言う」という症状に対して、「今日は遅いので明日相談しようと言う」と対応は、約8割はうまくいったけど、約2割はうまくいかなかった…なんていう情報が調べられます。

 

介護をしているご家族様、介護事業所で働くスタッフの方、ご興味のある方は一度サイトにアクセスしてみてください。

 

認知症ちえのわnet : https://chienowa-net.com/

 

地域包括支援センター 栗田

2022年1月13日 (木)

認知機能の維持 ②閉じこもり防止

作業療法士 長嶋 裕美

部屋や家の中一人で過ごすことは、私は楽だと感じます。

けれども閉じこもりは認知症を招くリスクが高まるということはご存じでしょうか。

 

外出が週1回以下の高齢者は、週1回以上の人に比べて認知症になるリスクが3.5倍にもあがるとのことです。

 

外出には散歩や買い物、ゴミ出しなどいろいろとあります。

ただ、認知機能の維持につながる『閉じこもり防止』となると、人とのつながりも重要になってきます。

どんな活動に参加したらいいのか、お悩みの方がいらっしゃいましたら島田市と島田市社会福祉協議会が作成している「いきいき生活のすすめ」に掲載されている地域の活動の場に参加することも検討してみるのはいかがでしょうか。

 

参照:

https://www.city.shimada.shizuoka.jp/fs/4/5/8/0/5/1/_/R03-07-ikiki-seikatsu-no-susume.pdf

 

 

2022年1月 6日 (木)

ご近所さんがすごい

居宅介護支援専門員 秋山 里織

 

ある利用者さんのお宅にお伺いした時、ご家族から素敵なお話を聞きました。

ご近所に住むご高齢のご夫婦の様子が、最近気になっているとのこと。

集会の日時を何度か聞いて、「あれ?」と思ったそうです。

そのご夫婦はずっとそこに住んでいる方で、ご近所もみんな顔なじみ、長い付き合いだそうです。

だから家族構成も知っているし、人となりもわかっていて、他にも心配していたご近所さんみんなでそっと見守っているそうです。

すごいですね。

こういうのなんて言うんでしょう?地域力?ご近所力?

なんだかとっても素敵です。

 

お話を聞いて、私たちの目指す「地域包括ケアシステム」ってこういうことなんじゃないかなと思いました。

特に何もしなくても、ちょっとした気づきがいざという時に力を発揮するんですね。

 

ご近所さんの中には、医療関係や福祉関係の専門職もいるかもしれないし、隣のおばさんや裏のおじさん、町内会長さんや民生委員さん、いつも利用している銀行やお店の人、毎日家の前を通る学生さん等いろんな人がいると思います。

そんな皆さんが自分も「ご近所力」の一人だと気づいて、ちょっと意識してくれたら最高に心強いですね。

 

2021年12月30日 (木)

認知症だけど

認知症だから何もわからないわけではない。

認知症だから全部忘れるわけではない。

認知症だから何にもできないわけではない。

認知症だからわけのわからないことをするわけではない。

認知症の人だから大変なわけではない。

 

認知症だけどわかることもある。わかりにくくなっただけ。

感情はむしろ敏感に感じ取る。

 

認知症だけど覚えていることはたくさんある。

昔のことはもちろんだけれど、職員の顔も覚えている。

 

認知症だけど出来ることはたくさんある。

長く生きてきた人生の大先輩。教えてもらうことがたくさんある。

 

認知症だけど目の前の環境に適応しようと自分なりに正しいと思うことをしているだけ。

 

認知症の人だけど、「一人の人」として向き合い、気持ちを理解し、共感することで信頼関係が生まれることが多い。

 

困った人を助けるのではなく、困らないように環境を整え、その方らしく生きるためのサポートをそっとすることが私たち職員の仕事。

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2021年12月24日 (金)

チームオレンジ連絡会に参加しました

1115日に市内のチームオレンジ連絡会があり、私たち「チームオレンジしまいち」もオンラインで参加しました。

 

チームオレンジとは、地域の認知症サポーターがチームを組み、認知症の人や家族に対して早期から支援等を行う取り組みのことです。

現在、「チームオレンジしまいち」はアポロン職員4名で活動をしています。

 

市内には、私たちの他に5つのチームがあり、それぞれの地域で活動中です。

定期的にサロンを開催したり、認知症をわかりやすく説明するために脳の模型をつくってみたり…。連絡会に参加したことで、とても良い刺激になりました!

 

このブログを通して、認知症に関する情報をお届けしていきますので、これからもチェックしてみてくださいね。コメントもお待ちしております!

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2021年12月16日 (木)

認知機能の維持 ①運動

作業療法士 長嶋裕美

 

運動は判断力や記憶力など認知機能の向上に有効であり、運動習慣を継続することは認知症予防に非常に有効とされています。

 

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アポロンではラジオ体操やレクリエーション活動、園芸、散歩などを通して体を動かす場を設けています。

運動は筋トレだけではありません。

買い物や料理、掃除などの家事動作や庭いじりや畑仕事も立派な運動です。

 

余談ですが私も自分の将来のために運動を取り入れ始めました。

時間が短くても毎日継続することが大切だと聞きます。

 

皆さんも、少しずつ始めてみませんか。

 

2021年12月 9日 (木)

いつまでもここで暮らしたい

居宅介護支援専門員 秋山 里織

 

島田市はご高齢の方が多く、道を歩くといろいろな景色が目に入ります。

セニアカーに鍬(くわ)を積んで畑へ向かう人

シルバーカーにごみを乗せて捨てに行く人

出かけたついでに立ち話をしている人

手拭いを頭にかぶせ、丸くなった背中で草取りをする人…

こんな景色が当たり前にあるっていいな、といつも私は思います。

認知症があってもなくても

身体や心に障害があってもなくても

一人暮らしでも

『地域で見守られながら生活を送る』という景色。

 

「毎日忙しく仕事をして、家のことをして、家族の世話をして。みんな大変だけど、たまにはちょっと立ち止まって、自分の住んでいる町や人達を見てみて~」

 

いくつになっても、いつまでもずっと変わらず住んでいられる。

島田市がそんな街だったらいいな。

 

 

2021年11月29日 (月)

民生委員さんの集まりに参加させて頂きました‼

 11月4日(木)、北部ふれあいセンターにて島田第一地区民生委員さんの集まりに参加し、アポロンの施設紹介をさせて頂きました。

 コロナ禍で長い間地域の方との交流がなかったので、久しぶりに顔を合わせ、困りごとや悩み事、施設への質問などを聞かせて頂き、私たち職員がどのように地域に出ていき地域と共生していくのかを改めて考えさせられる機会となりました。

  風通しの良い開かれた施設、地域の方が気軽に相談しに来てくれる施設、さらには、認知症の方やその家族、地域住民、介護や福祉の専門家など誰でも気軽に集える居場所づくりを目指していきます。

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2021年11月25日 (木)

「普通の人」としての向き合い方

介護課長 関あおい

 

認知症になると、大声を出したり、興奮したり、介護を拒否したりといったイメージを持たれがちですが、行動や心理症状は皆さん違います。施設に入所されたことで環境が変わり、不安が強くなる方も大勢いらっしゃいます。

 私たち職員は、「認知症の人」とか「認知症だから」と見るのではなく、お一人お一人その方を「人」として見ることを大切にし、その行動や心理状況を「その方のメッセージ」として捉え、寄り添っていきたいと思っています。

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