ご近所さんがすごい
居宅介護支援専門員 秋山 里織
ある利用者さんのお宅にお伺いした時、ご家族から素敵なお話を聞きました。
ご近所に住むご高齢のご夫婦の様子が、最近気になっているとのこと。
集会の日時を何度か聞いて、「あれ?」と思ったそうです。
そのご夫婦はずっとそこに住んでいる方で、ご近所もみんな顔なじみ、長い付き合いだそうです。
だから家族構成も知っているし、人となりもわかっていて、他にも心配していたご近所さんみんなでそっと見守っているそうです。
すごいですね。
こういうのなんて言うんでしょう?地域力?ご近所力?
なんだかとっても素敵です。
お話を聞いて、私たちの目指す「地域包括ケアシステム」ってこういうことなんじゃないかなと思いました。
特に何もしなくても、ちょっとした気づきがいざという時に力を発揮するんですね。
ご近所さんの中には、医療関係や福祉関係の専門職もいるかもしれないし、隣のおばさんや裏のおじさん、町内会長さんや民生委員さん、いつも利用している銀行やお店の人、毎日家の前を通る学生さん等いろんな人がいると思います。
そんな皆さんが自分も「ご近所力」の一人だと気づいて、ちょっと意識してくれたら最高に心強いですね。
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