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介護課長 関あおい
認知症になると、大声を出したり、興奮したり、介護を拒否したりといったイメージを持たれがちですが、行動や心理症状は皆さん違います。施設に入所されたことで環境が変わり、不安が強くなる方も大勢いらっしゃいます。
私たち職員は、「認知症の人」とか「認知症だから」と見るのではなく、お一人お一人その方を「人」として見ることを大切にし、その行動や心理状況を「その方のメッセージ」として捉え、寄り添っていきたいと思っています。
地域包括支援センター 栗田 真理
島田市で「VR認知症体験会」が開催されているのをご存知ですか?
この講座は、「認知症を学ぶ」のではなく、「認知症を体験する」ことで認知症のある方への理解を深めることを目的とした講座です。
講座では、バーチャルリアリティー(VR)の技術を活用し、認知症の症状を体験することができます。
2年ほど前に私も参加したことがありますが、認知症の方が見ている景色を疑似体験することができ、とても貴重な経験になりました。
今年は12月に開催予定となっておりますので、ご興味のある方は島田市ホームページや広報しまだをご確認ください。
『認知症の人』は特別な人というわけではありません。
けれども何もしないまま、ただ日々を過ごせばいいということではありません。
まずは認知症に対する正しい知識を持つことが大切です。
ご本人様にとっても、ご家族様にとっても、よりよい生活を送るためにはそこからがスタートとなるのではないかと思います。
ではどうしたら正しい知識を身につけることができるでしょうか?
私たちはこれから新たなブログのカテゴリー「特別じゃない認知症」を設け、様々な情報を発信していきたいと考えています。目を通していただくことで、きっと正しい知識が少しずつ増えていくと思います。
軽い気持ちで目を通していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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